■主な症状
初期の段階ではほとんど症状がありません。進行してくると、痛みはないが、目視で尿に血が混じっていることがはっきりわかるぐらいの血尿が出るようになります。血尿がでたりでなかったりを繰り返しながら、膀胱がんはさらに進行していきます。しかし、血尿が出たというだけでは、膀胱がんであるかどうかはわかりません。膀胱がんなのか、他の病気なのか、検査を受け、専門医の診断を受けることが重要です。
悪性度が高い場合には初期症状で、排尿痛、下腹部の痛み、が起こる場合があります(膀胱炎と酷似)。さらに進行すると、排尿困難、頻尿、残尿感、等の「排尿障害」が起こります。さらに進行すると血尿が続くようになり、腎盂炎(じんうえん)になることもあります。
がんが尿管へ転移すると、尿管閉塞による尿毒症(にょうどくしょう:尿と共に排出されるはずの老廃物が血中にたまってしまう症状)、また水腎症(すいじんしょう:尿の流れが妨げられ、逆流した尿の圧力が腎臓に加わり、腎臓が拡張した状態になる症状))を発症することもあります。水腎症になると、背中の痛みや腰痛を感じるようになります。
- 血尿
- 排尿痛
- 下腹部の痛み
- 頻尿
- 残尿感
- 背中の痛み・腰痛
■主な原因
- 喫煙
- 特定の染料などの化学物質
原因ははっきりと解明されていません。しかし、喫煙が大きく起因しているといわれており、喫煙者は非喫煙者の役2倍~4倍程膀胱がんが発生しやすいという統計があります。男性の約50%、女性の約30%の膀胱がんは、喫煙が原因で発生するともいわれています。また、鎮痛剤のファナセチン、精神安定剤のクロルプロマジン、抗がん剤のシクロホスファミドなどは、膀胱がん発生の確率を高める危険があるとされています。さらに、コーヒーや塩素消毒した飲料水も発症のリスクを高めるとされています。













