実際の治療について

メディチクリニックの免疫細胞療法は完全予約制です。木曜日14時から17時まで電話予約お問い合わせは027-350-1100担当篠原と中村まで

採血・培養・点滴を原則6回行うのが基本です

治療内容は極めてシンプルなものです。 初回の来院では医師による診察と採血を行います。採血した血液は2週間かけて厳重に管理された細胞培養施設にて 細胞培養・活性化を行い、2週間後、再来院の際、点滴等により体内にお戻しします。 この「採血→培養→点滴投与」の2週間の流れを、6回繰り返し、約3ヶ月で1コースが終了というものが 標準です。特に入院の必要はなく、1コースが終了する段階でCT等で治療効果を評価し、その後の治療方針を再度検討します。 医師によるカウンセリングも実施しておりますので、是非ご相談ください。

受診から治療開始までの流れ

最初に、受診の予約をしていただくことになります。(主治医の先生とご相談ください)

また、予約の前段階として、現在、がんの治療や検査のために入院または通院している医療機関での今後の治療方針に配慮し、 免疫細胞療法を受けることの是非を含めて主治医の方にご相談ください。 免疫細胞療法は他の治療法を邪魔しないので、うまく他の治療法と組み合わせることによって相乗効果が期待できます。 そのため、現在の治療と平行して免疫細胞療法を受けることも可能です。 場合によっては主治医の方に相談しずらい時には、、主治医の先生にご相談される前に、治療についてカウンセリングのみに いらっしゃることも可能です。ご予約の際、その旨を担当の者にお伝えください。 その場合は、受診に際して下記の1~3の資料は不要です。 ご病気の経過に関しての資料となるものがございましたら当日、 ご持参ください。

初診時は以下の書類をご用意ください。

  1. 診療情報提供書(紹介状)
  2. レントゲン写真等
  3. 服用中の薬

治療を行う際、必要になるのは患者様ご自身のがんに関する情報です。 がんの種類はもちろんのこと、病状、進行具合、過去に受けられた治療法等を知ることによって最適な治療をご提供することに つながります。がんの治療法は一つではありません。免疫細胞療法を行う場合でも他に有効な治療法がある場合は それらも積極的に併用していくのが当クリニックの方針です。

予約をいただいた後、具体的な治療相談となります。主治医との相談、さらにはご家族とも話し合われることが大切です。 当クリニックへは患者さんが一人で相談に来られる場合もありますが、ご家族の方が同伴、もしくはご家族の方が先に見え、 それからご本人様を伴って再来院されるというケースが多く見られます。がんの告知がされているのか否か、病状、進行度合、 また遠隔地であるか近郊の方であるかなど、いろいろな諸事情が絡んできます。 患者様の個々の身体の状態、家庭の実情に合わせ対応させていただきますので、インフォームドコンセント(治療に関する十分な 説明と同意)は非常に重要です。 治療効果を上げることは非常に重要ですが、採血して点滴してという医療行為そのもの以上に当クリニックが重要と考えているのは、 “患者さんとの対話”です。

充分にご説明させていただき、患者様おひとりおひとりに合わせた治療方針を決定し、同意していただきましたら 実際の治療の開始となります。

シンプルな治療法
図

初回の来院では約200ccを採血します。あとは2週間後に再来院していただくまで特に患者様ご自身が何かをする必要はありません。 厳重に管理された細胞培養施設にて、約2週間、細胞を培養・活性化します。 2週間後、再来院いただいた際に次回培養分の採血を行います。その後、培養した免疫細胞の点滴投与を行います。 1回の点滴に要する時間は30分程度で、入院の必要はありません。(通院が困難な場合や症状が重篤な場合は入院の処置を 取らせていただく場合もございます)点滴を受けている間、ベッドにてリラックスしていただきます。 そして再び2週間後に来院いただくことになります。

治療サイクルとしては、採血と点滴といったプロセスを2週間毎、6回繰り返し、約3ヶ月で1コースが終了というものが 標準です。(治療回数は個人によって異なり、医師との相談によって決定します)

受診から治療開始までの流れ

副作用について

患者様ご自身の細胞を活性化・増殖して治療に用いるため、まれに治療後に軽い発熱・アレルギー反応が見られることがございますが、 基本的にそれ以外は副作用は報告がありません。また、クリニックでの治療は基本的に採血と点滴のみですので、針を刺す際に 軽い痛みを感じる以外に苦痛を感じることはありません。 治療がシンプルで、副作用も軽いため、治療により体力の低下を招くといったことも基本的になく、 患者様の従来の生活スタイルをを維持したまま治療が続けられます。

通院について

原則として、外来通院となります。ただし、遠方の方はお近くの医療施設で治療が可能な場合がありますので、ご相談ください。 あまりに重篤な病状の場合は、医師との相談の上決定いたします。

免疫細胞の採取方法と保管

1回の治療ごとに患者様から採血いたします。採血後、単核球(リンパ球を含む)を分離し、血漿成分も培養に用います。 樹状細胞ワクチン療法では血液成分分離装置を用いて1クール(原則6回)の治療分の単核球成分を一度に分離採取することも あります(採取した血液成分は数ヶ月以上凍結保存可能です)。

免疫細胞の投与方法

下記の3種類の治療法の場合、通常、腕の静脈へ30分間点滴で投与いたします。 また、より有効とされる病巣局所への直接注入やがん組織へ直接つながっている静脈、腹腔内への注入を行う場合もあります。

下記の2種類の治療法の場合、通常皮内、若しくは皮下に注射いたします。